先日、こんなことを聞かれました。
「相手に頼みごとをするときって、どう書けばいいですかね?
相手にとっては何もメリットがなく、ほんと、やってもらうだけなんですが、、、」
これを解決するポイントは4つあります。
(3つじゃないところがミソといえばミソ)
1.要件は最初に簡潔に
口頭で話すとき、最初に「あのー、今、大丈夫ですか?」のように
おずおずと様子を伺われると
何か面倒なことか?と警戒しますよね。
それと同じで、メールでも、うだうだ長い前置きは、
相手のご機嫌をうかがっているようで、印象がよくないのです。
期限も含めて、最初に要件を簡潔に書きましょう。
2.なぜ、あなたにお願いしているのかを伝える
○○さんなら間違いないと上司のXXさんに紹介されて、ぜひにと思った。
とか、
▲▲さんのようにミスを無い人にしかお願いできないことだから。
といったような
その相手でなければならない理由を書きましょう。
こういった理由を書かれて、(引き受けるかどうかは別にしても)
相手は悪い気はしないですから。
(お世辞ではなく、事実やあなたが本当に思ったことを書いてくださいね。
ここでとってつけたようなことを書くと、とたんにうさん臭くなり逆効果なので)
3.やってもらえることで、どういう結果がもたらせるか?
やってもらえることで、その案件は、また関係する人たちは、どうなるのか?を具体的に書きましょう。
相手は、自分が引き受けることで、どれだけの影響があるか
具体的にイメージできるので、判断するときに、
それらを考慮して判断しようとします。
4.自分も協力したいことを伝える
そのとき、あなたが相手にできることが何もなくても、
何かの機会には、いつでもあなたに協力させてほしい、
と書き添えておくことで、いずれお返しをしたい気持ちはあることを、伝えましょう。
相手も、あなたが自分のことを考えてくれているんだなと、思えると
気持ちがやわらかくなります。
いかがですか?
この4つのポイントの共通点は、「相手を思うこと」です。
心にとめてくださいね。
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